2017-12-20

なまじっか的、2017年に最も聴いたアルバム10選【洋楽編】


街はすっかりクリスマスムード。

一年の中で一番ワクワクする季節がやってきましたね。
クリスマスまでのガツガツさから開放されて、クリスマス〜年越しにかけてのなんだかホワッとした空気感が特に、です。

そんな中、ワタクシが2017年で最も聴いたアルバムを選んで皆様にご紹介します!
洋楽編、邦楽編に分けてそれぞれ10枚ずつ選んでみました。まずは洋楽編から。

ちなみに僕の音楽的趣向はかなりひろ〜くあさ〜く、な傾向です。
「え、こんなんもですかい?」な驚きもあるやもですが、どれもオススメできること間違いないハズ!!
それでは早速いってみましょう!!

 

10. Barbara Acklin / Seven Days Of Night


バーバラ・アックリンの1969発売の2ndアルバム。ホーンアンサンブルがとってもキャッチーで心地よい。その最骨頂ともいうべき超名曲「Am I the Same Girl」が収録されている。とにかくハッピーになっちゃうアルバム。年末の友人とのパーティなんかにもピッタリですぜ。

9. Janet Kay / The Definitive Hits Collection (1977-1985)


ジャネット・ケイのベスト盤。ミニー・リパートンのカヴァーヒット「ラヴィン・ユー」も収録。レゲエって泥臭いイメージが強いんじゃないかと思ってるんですが、ジャネット先輩にかかれば「めちゃかわ」に仕上げちゃうのがすごい。さっき紹介したバーバラ先生と一緒にかけると幸せになっちゃうこと間違いナシ!

8. Robert Glasper / In My Element


ロバート・グラスパー、リーダー3作目のピアノ・トリオ作。「はあ、うっとり。」これはね、かっこいい。決してテクニックに頼り過ぎてなくて、「ムード」を創り上げてる素晴らしいアルバム。ジャズ初心者から玄人まで楽しめる1枚ですな。

7. La Femme / Phycho Tropical Berlin


フランス人グループLa Femme衝撃のデビュー作。タイトルどおりサイコでトロピカルな人力曼荼羅なアルバム。アヤシイ雰囲気が満載なのですが、えっ、なにこの聴きやすさ。中毒性がハンパじゃない。忘年会の後、爆音で聴きながら帰りたくなりますな。

6. Bonobo / Migration


BonoboことSimon Greenの4年ぶりのアルバム。ミニマルながらも壮大でドラマチックな展開が実にスリリング。まるで絵画を見ているかのよう。ため息が出るほど美しいですな。ひとりの時間がはかどりまくりですわ。

5. Beck / Colors


オルタナの寵児ベック・ハンセンのニューアルバム。彼のアルバムって不思議な事に、サウンドは割りと尖ってるのに、耳触りが非常になめらかなんですね。昔から。
今回のアルバムもその名の通り、様々なテイストの楽曲が収録されていますが、やっぱりなめらか。彼の旨みなんでしょうね〜。

4. Cal Tjader / La Onda Va Bien


セントルイス出身、数多くのラテンジャズ名作を残すヴィブラフォン奏者、カル・ジェイダー。82年にライブ最中に息を引き取った彼が晩年に残した名作アルバム。ラテンのリズムって得てして陽気なムードになりがちなんですが、そこを上品にクールに仕上げてしまうのがいいんですよ。一曲目の「Speak Low」はスルメ曲です。ディナーや寝る前のお供に、ぜひ。

3. Chris Montez / The More I See You


1966年発売。ソフト・ロック的なポップチューン。ぽっちゃりしたおじさんが歌ってるんですが、このオカマ声が非常にクセになる。
曲はどれもキャッチーでスタンダード曲のカバーもオシャんに仕上げてしまうヤバいおじさん。

2. ikkubaru / Amusement Park


2014年にリリースされたikkubaruの記念すべき1stアルバム。驚くべきは彼ら、インドネシアのバンドなんです。まさかここまで洗練されたポップがインドネシアで、と衝撃を受けましたよ。そいえば、最近インドあたりでも渋谷系が流行っているらしいですね。いい刺激になります。今後の活躍に期待!

1. Marlena Shaw / Who Is This Bitch, Anyway?


ジャケットがコワすぎる。しかし、超超超弩級の名盤。昔から好きだったんだけど、今年改めてやっぱ好きやねんーと思わされましたので1位に持ってきちゃいましたよ。ジャジーなサウンドなんだけど、そっちに偏りすぎないアレンジ。超一流のミュージシャンのプレイ。特にベースのチャック・レイニー、ベーシストとしては鼻血が出ますわ。一家に一枚。これは墓場に持っていきたいアルバム。


ということで、今年最も聴いたアルバム10選でした。

10. Barbara Acklin / Seven Days Of Night

9. Janet Kay / The Definitive Hits Collection (1977-1985)

8. Robert Glasper / In My Element

7. La Femme / Phycho Tropical Berlin

6. Bonobo / Migration

5. Beck / Colors

4. Cal Tjader / La Onda Va Bien

3. Chris Montez / The More I See You

2. ikkubaru / Amusement Park

1. Marlena Shaw / Who Is This Bitch, Anyway?

改めて振り返ると、ジャンル色々でしたわ。

来年も楽しみですね〜!!

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